青ブタ なぜ広川卯月の思春期症候群は地味だったのか?

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わたしは中学の時、まわりの人の気持ちが、わからなくて、ひとりぼっちだった。

通信制の高校に行くことになって、どんなに心細かっただろうか?

でもこんなわたしを受け入れてくれたのが、のどかたちスイートバレットの仲間。

 

でも どうして?

でもここでもわたしはみんなの気持ちを、理解することができない。

みんなに恩返しをして、みんなの笑顔を見たいのに

 

なぜか突然、わたしは、空気が読める人になった。今までわからなかったのどかたちの思い。今ならよくわかる。

みんなの気持ちがよくわかる。 みんなと仲直りできた。みんなが笑顔になってくれる。

でもこれでいいのかな?

 

「仮に何らかの思春期症候群だとして、これって何かまずいのか?」

「そんなの」

たぶんのどかは「あたりまえじゃん」と続けようとしたのだと思う。

卯月とは仲直りできた。のどかが感情的になった理由も卯月にわかってもらえた。

今のところ困ったことはない。むしろいいことばかりではないだろうか?

※「青春ブタ野郎は迷えるシンガーのゆめをみない」より引用

これって思春期症候群?

他の思春期症候群とどうしてこんなに違ってしまってるのでしょうか?

過去の思春期症候群を振り返ると、人格が入れ替わる。同じ時間を繰り返す。他人から見えなくなるなど。自分以外のまわりの人に迷惑がかかるものが多かったですね。まさに超常現象といえるものでした。

でもづっきーの思春期症候群は、単にづっきーが空気が読める人になるという。それとわからないほど地味なものでした。

この違いはなんなのでしょうか?

人をとことん思いやれるづっきー

広川卯月 づっきーの思春期症候群は、みんなの幸せを願ったのが理由でした

思春期症候群とは

自分の悩みが一時的にせよ解決した状態、理想を実現した状態といえます。

それは非現実的な現象となって、まわりに迷惑をかけてしまうものでした。自分が幸せになる分、他人が不幸せになる現象となって現れます。

たとえば古賀さんの思春期症候群は同じ時間をループすることで、悩みの解決を先延ばしにすることでした。それはもちろん当然それはまわりに迷惑をかけてしまいます。

しかしづっきーの場合は、

自分とまわりの人の悩みを解決する状態を望みました。

づっきーは空気が読める人になって、周りの人との関係が良くなりました。

つまり自分やまわりの人にとって理想の状態の思春期症候群。

これなら非現実的な現象はおこるはずもありませんね。

まとめ

づっきーが思春期症候群を発症した理由を振り返ってみましょう。

それは他人を思いやりすぎたからでした。

づっきーの悩みは、どうすればまわりの人が幸せになれるのか?というものでしたね。

自分が空気が読める人間に、なることが、まわりの人が幸せになれると判断したからでした。

つまり、まわりの人へのやさしさゆえの地味な思春期症候群というわけでした。

まわりの人を大切に思う心は本当に、すばらしいことだと思います。

それではまた!

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