あなたは壬氏さまのようなイケメン男性の
求愛を断れますか?
少女マンガにはあり得ない主人公?
薬屋のひとりごとの主人公の猫猫(マオマオ)は、ひとと接するのが苦手、あまり好きではない。
感情をあまりださない。マイペース。男嫌い?
壬氏さまという超有料物件に好意を抱かれながらも、つれない態度、むしろ嫌っているようにも見える? 最近は壬氏様は宦官ではなく、普通の男性? だとの疑惑が浮上してからは、嫌い度のメーターが、むしろ上昇しているように見えます。
少女マンガの主人公には、あり得ないキャラクターだと思いませんか?
理想の人と出会って、さまざまなイベントをこなしながら接近。 好感度を上げつつ、最後には結ばれてハッピーエンド。これこそが少女マンガの王道パターン。
マオマオは、むしろ気持ちいいくらいに、逆を行ってますね。
男性よりも女性が好き?というわけでもなさそうです。
男性にひどい目にあったから? さらわれて、売り飛ばされそうになったことがありましたが、アニメを見る限り本当の理由はわかりません。
もしかすると遊郭で育ったので、男性の醜い部分を見過ぎてしまったのかもしれませんね。
しかしこうまで男性、恋愛に拒否反応を示すのは何か理由があるのでしょうか?
また少女マンガに、あるまじきキャラクター? の男嫌いのマオマオが主人公の、このアニメはなぜこんなにも人気なのでしょうか?
おひとり様がデフォの時代へ?
最近は葬送のフリーレンのフリーレン。 小市民シリーズの小鳩君、小佐内さんなど恋愛どころか人付き合いすらも、あまり興味のないメインキャラの人気アニメが多いですね。
今は、若い人を中心に、経済的理由だけではなく、異性との交際にあまり興味のない人が、増えてるようです。自分の趣味、好きなことに時間、お金を使う人が多いようですね。
あなたのまわりにも異性にあまり興味がなかったり、ペットの猫、犬をかわいがったり、ロードバイクが好きな人とか、マオマオのように、薬が趣味の人もいる?
いるのか?・・
異性との交際は、時間 お金がかかり、また 人間関係などストレスもかかってきます。またその先の将来には結婚が見えているわけです。
昭和の時代は、大黒柱のダンナさんが一生懸命働いていれば、ほぼすべてがうまくいってました。
しかし今は共働きが当たり前の時代。上がらない賃金、もらえるかどうかもわからない年金、とどまることを知らない物価高。
もはや結婚は、特に男性にとっては、大きなギャンブルになりつつあります。
女性にとっても結婚は、人生の選択肢の一つという時代に、なってきているのかもしれませんね。
アニメキャラは時代を映す鏡?
人は自分に似た人にこそ共感を覚えます。
たとえばエヴァンゲリオンのシンジ君、機動戦士ガンダムのアムロ、スーパーヒーローではなく、主人公は等身大のどこにでもいそうな少年です。
自分の分身が主人公。これも大ヒットの1つの理由だと思います。
ということは
マオマオのようなマイペースで、人とあまり関わらない生活を、理想の生活だと思っている人が、多くなってきていると推測されます。
時代の流れとともにアニメの主人公も変わっていく。
興味深いですね。
それではまた!
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