買うつもりなかったのになぜ?
みなさんはテレビショッピングを見て、最初は商品にそんなに関心がなくても、番組を見てるうちに、なぜかいつのまにか欲しくなってしまったことはありませんか?
あの番組を見ると、なぜか買いたくなるね。
見てるうちに、だんだんと欲しくなるのよね
実はあの番組には人間心理に基づいたパターン公式のようなものがあります。
そのパターンを繰り返し使ってるわけです。
それを知れば、あらゆる買い物のムダな出費を抑えられるかもしれませんよ!
しめ切りを設ける
これをやらないテレビショッピングを
見たことがありません!
「今から30分以内に、お電話していただいた方限定で特別大サービス!」
テレビショッピングを見ていて必ずあるのが、締め切り時間の設定ですね。
人に行動してもらう効果的な方法は、時間内にうごかないと損をしますよ、と呼びかけることです。
人は損をすることがいかなる場合でも、大きな心理的ダメージを受けます。同じ金額でも得する場合と比較すると約2倍から2.5倍になります。
人は基本的には時間的な余裕があると物事を後回しにします。そしていつの間にか行動しないままになる。
時間内に買わないと損をしますよと呼びかけると効果的なわけですね。
シャンパルティエ効果とは?
「今回お買い上げになれば、オマケとしてこれを付けます。さらにこれも付けます。大サービスとして、またまたこれも付けちゃいます」
オマケが3つあるとしたら一度で説明しないで、一つの説明がすべて終わってから段階的に次のおまけの説明をしていきますね。
人間心理では喜びが3段階になって、一度で3つ説明するよりお得感を感じるわけです。
これは心理学用語でシャンパルティエ効果といいます。
たとえば
1、お小遣い3000円を一度にもらう。
2、お小遣いを1000円づつ3回もらう。
を比べてみましょう。
1の場合は金額が多くても、喜ぶ回数は1回だけですね。
2の場合は金額が少なくても3回喜ぶ回数があります。
人間の脳というものは刺激する回数が多い方が喜びを多く感じるわけです。
テレビショッピングではこういう心理テクニックを利用した表現を、繰り返し使っているわけなんですね。
まとめ
今回紹介したのは、セールステクニックのほんの一部分です。
セールスに興味の無い人でも、基本的な心理テクニックだけでも学んでおけば、冷静な心理状態で買い物ができて、ムダな買い物を減らせるのではないでしょうか?
それではまた!
コメント