くたばり損ない同士の私たちは、
こうして再会したのだった。
束の間の一花 第1巻より
薄命のヒロインの生き様を描いた映画、ドラマはいくつかありますが、この「束の間の一花」はヒロインだけでなく、なんと恋人も明日をもしれない生命なのです。
一花ちゃん、いちずでかわいいね。
もっと生きてて欲しかったわ
主人公の一花(いちか)は、思い立ったら即、行動のアクティブなヒロインです。それは恋愛も例外ではなく万木(ゆるぎ)先生に猛然とアタック!
ヒロインの恋人、万木さんは死につながる病気に絶望していたところ。一花のひたむきな恋心に、しだいに心を開いていきます。
そしてついに念願の両思いに!
しかしその時にはもう・・・
この二人のひたむきな生き様は、なぜこんなにもわたしたちの心をゆざぶるのでしょうか?
また私たちの多くはなぜ二人のように、ひたむきに生きていないのでしょうか?
それはわたしたちが日々の生活で時間を、ある意味、惰性で生きているのが大きな理由なんです。
思い立ったら即、行動!
未来は無いけど今があります。
束の間の一花 2巻より
私たちは平凡な日常の中で、今日できることを明日にまわしたり、「こんなものでいいだろう」といった感じで手抜きをしたりします。
いつやるの?今でしょう!!
今やれることを明日にやろう。これは本当に気持ちがよくわかります。
・部屋が汚い! 今気が向かないし、疲れてるからから明日やろう。
・夏休みの宿題、時間がタップリあるから明日からやろう。
・ダイエット、今日は好きなスイーツを食べて明日から頑張ろう!
結果はどうだったでしょうか?
部屋は汚いまま、宿題は夏休みギリギリになっても終わらず、友だちに答えを見せてもらう。
ダイエットも三日坊主で終了!
いい結果は、ほぼ出なかったのでは?
一歩づつ前進しよう
一部の意思の強い自己管理のできる素晴らしい人。たとえば大谷翔平さんのような才能に溢れ、血のにじむような努力ができる人もいます。
しかし大半のわたしたちのような平凡な人間は、今目の前のこの瞬間の快楽に抗うのは本当に難しいことです。
たとえば休みの日。あれもやろう、これもやろうと思いつつ、いつものようにゴロゴロ、ダラダラすごしてしまう。ありがちですね。
凡人の私たちは、一花のように、とまではいかなくても、一歩、一歩、歩みは遅くとも改善していきましょう!
それではまた!
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