人生の悩み、痛みを解決する!
たった2年半で得票率2%、国会議員5人の政党要件を完全ダブルクリア!その原動力となった山本太郎さんの演説をコピーライティング的な視点で解説していきます。
寮を追い出された派遣社員、資金繰りに悩む経営者など、なやみ苦しんでいる国民の現状を切々と訴える山本さんの口調のすばらしさもあって、今の日本の現状が目に見えてくるようです。
山本太郎さんの演説は、あくまで聞き手の立場に立ってその問題解決をはかるというカタチで行われます。
太郎さんの演説は魂に響くね!
一度聞いたら大ファンになっちやった!
みなさんはこういう形の演説は、聞いたことはないのではないでしょうか?
聞き手の問題解決がすべて!
他の党の選挙演説は主に党や本人の理想、希望など聞き手主体ではなく、自分たちがやりたいこと、すなわち自分自身にスポットをあててますね。
これはミーメッセージといいます。
ミーメッセージは政治家なら自分の支持者が集まる講演会などに用いるのがセオリーです。
選挙演説のように不特定多数の人に投票をしてもらうという、人に行動を起こしてもらうということには、あまり向いていません。
対して、山本太郎さんの演説では、れいわ新選組の政策なら、国民すべてにどんなにすばらしい未来が開けるかを、具体的に主張されてます。
こういう聞き手の立場に立って展開する話をユーメッセージといいます。
商品を買ってもらう、投票してもらうなど聞き手に行動してもらうためには、ユーメッセージが有効です。
証拠が1番大事です。
しかしいくら理想的な公約を示しても、財源という具体的な根拠がないとそれこそ絵に描いた餅ですね。
れいわ新選組は、参議院調査情報担当室の調査で 144兆円まで、政府からお金を出せるという確かな信頼性のある証拠を示しています。
絵に描いた餅ではない。しっかりした証拠を基に話しておられるわけです。
商品を売る、たとえばダイエットならお医者さんの太鼓判。お客様の声。統計データなど効果を、保証するものがあると無しでは売上が大きく違ってきます。あると無しでは、そもそも信頼性を欠いてしまいます。
他の党でこういう証拠が示されることはあまりなかったと思います。
情熱こそが人を動かす!
情熱的な人は本当に魅力的ですね。ヘタなテクニックよりも圧倒的な情熱は人の心をうごかします。山本さんの情熱的な語り口に魅了されたひとは多いと思います
他の例ではジャパネットの元高田社長は独特の語り口で、聞く人を魅了しました。
特にすばらしいセールステクニックやスキルがなかったにも関わらず、大人気でしたね。
商品の魅力を見る人にどうしても伝えたい!という情熱がヒシヒシと伝わってきたからではないでしょうか?
まとめ
元俳優さんということが、かなりプラスに働いているんでしょうね。本当に表現力には圧倒されてしまいます。
演劇のことはまったくわかりませんが、人を感動させて、行動してもらうという点では、コピーライティングと共通するものがあるのかもしれませんね
それではまた!
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