※アニメ地獄少女サイトより引用
信じてた人にうらぎられて、
かわいそうな秋恵
あの女は自分を慕ってくれた、何の罪もない秋恵を裏切った。
ひとりぼっちのわたしに、たったひとりやさしくしてくれた秋恵。
どんなにうれしかったか・・
どんなに救われたか・・
どんなに感謝したか・・
そんなやさしい秋恵を地獄に流すなんて!
絶対に絶対に許せない!
私の手で地獄に流してやる!
ゆずき それは許されないないことよ
契約が何よ! あの女は罪もない秋恵を流したのよ!
信じてた人にうらぎられて、かわいそうな秋恵
※アニメ地獄少女三鼎より
罪の重みを知ったが故の苦しみ
御影ゆずきが築いた虚構の世界の中で、秋恵はゆずきの親友として登場します。
しかし秋恵は、理不尽な怨みを受けて地獄に流されてしまいます。
怨みの炎に焼かれるゆずきを見て、閻魔あいは、何を思ったでしょうか?
閻魔あいは、ゆずきの姿に、かっての自分を重ねてしまったのだと思います。
閻魔あいは、自分を生き埋めにした村人たちを焼き尽くした際に、なんの罪もない人も巻き添えにしたはずです。
何の罪もない村人を巻き添えにした閻魔あい
何の罪もない、ゆずきの親友を流した犯人
閻魔あいはゆずきの親友の秋恵の運命を見て、改めて自分の罪の重さを思い知らされたはずです。
新たな苦しみ
地獄少女の宿命の中で何の罪もない人々が延々と流されていく。これを400年もの間見せ続けられてきたわけです。
あいは自分が行った罪深い行為を、エンドレスのビデオにして見せられている気した気がはずです。
想像を絶する地獄といえるでしょう。精神が崩壊し発狂してもおかしくありません。
これこそが怨みの感情を捨てたあいにとっては、この上ない地獄と言えるでしょう。
耐えられなくなったあいは、文字通り命がけでなんの罪もない、悲惨な運命の拓真やあいと同じく怨みの念に囚われたゆずきを、地獄少女の定めに逆らってまでも助けます。
自分の身を顧みないほどの献身の心
それこそが果てしなく険しい崇高な魂への、
道の途中なのでしょう。
崇高な魂への険しい道
『この世へ何をしにきたのか』と問われたら、私は、『生まれたときより、少しでもましな人間になる、すなわち、わずかなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくためだ』と答えます。
※京セラ創業者稲盛和夫氏の言葉
仏教ではこの世に生きる私たちは、崇高な魂に生まれ変わるための、永い旅路の途中だとの事です。
生きるのが苦しいのは、この世が魂の修業の場であるからと説かれます。
自分のまわりの人を大切にする。
これが崇高な魂への最短の道だと思います。
それではまた!
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