葬送のフリーレン ユーベルは地獄の中にいる! 助けてあげて!

記事

自分のために人が死ぬのがイヤなんでしょう?

ありがとうね。メガネくん。

※葬送のフリーレン21話より引用

やっと死ねるのかな? あたしは・・

メガネくんは助けてくれるだろうか? まあどっちでもいいや。

どうせわたしに生きてる価値は無い。 メガネくんだけでも助かればいいか・・・

メガネくんがまた助けてくれた? 同じ心の傷を背負ってるから? そう・・

私は自分の命を心の底から、大事に思ってくれる人に出会ったのかもしれないね。

ならもう少し生きてみるか・・  生きてる価値なんて何もない命だけど・・

どうして君は人の命も自分の命も軽く見るんだろうね。 葬送のフリーレン128話より引用

ディアベルとユーベルの心の傷

あんたもあたしとおなじだ!

血の涙を流してきたんだね。

「俺はやらなきゃいけない殺しは、してきたぜ!」 そうなんだ。 それはわたしも同じ!

殺しをためらうための魔法か なるほど、わかるよ痛いほどに・・

何の罪もない子供たちを手にかけるたびに、あんたは血の涙をながしつづけてきたんだね。

心の底から悲鳴をあげつづけてきたんだね。

精神がおかしくなるくらい苦しみつづけて、あんたはソルガニールを使えるようになった。

その魔法がつかえなかったら、あんたもあたしとおなじように、おかしくなってたかもしれないね。 人を手にかけるのをためらう気持ち。あたしには痛いほど、死ぬほどわかるよ。

あたしと同じだ

あたしも人を手にかけなきゃ生きていけない事があった。

あれから本当のあたしは消えてしまったのかもしれない。戻るのはもうムリなんだろうね。

てもメガネくんが、そばにいてくれたらもしかして・・

魔族とユーベルの違い

ユーベルはなぜソルガニールを

使えるようになったのか?

人を殺すための猶予の魔法。ユーベルが人を殺すのを何とも思ってないなら、これほどふさわしくない魔法もないでしょう。しかし彼女はすぐに共感して使えるようになりました。

これはどういうことでしょうか?

ユーベルはディアベルと同じく、元々殺しをできる人ではないからだと思います。魔族ならば人殺しをためらう気持ちは,理解そのものができないでしょう。

それに

ユーベルは自分の命を惜しまない。

魔族は自分の命を惜しむ。

ふつうの生物なら生存本能があるのが、普通ですね。しかしユーベルは自殺願望があるかのような戦いをして来ました。

ということはユーベルはもともと精神が異常だったから、人殺しをなんとも思わなかった?

むしろ逆だと思います。人殺しをしなければならない状態で、人を手にかけてしまったことでユーベルは精神状態に異常をきたしてしまった。それが今もなお続いているのだと思います。

もはや人として成立している精神状態ではない

罪の意識に押しつぶされるあまりに、常に死にたいと思っている

それが今の真実の彼女の姿だと思います。

初登場シーンのユーベルは、人殺しを心からなんとも思っていない魔族そのものでしたね。

しかしラント ディアベルとの出会いから、少しづつ彼女の本性が少しづつ見えてくるようになりました。最近のユーベルを見ていると特にそう思います。

なんとかして!ラント!

たくさんの人を、手にかけてきたであろう彼女ですが、なぜか救われて欲しいと思います。

冷たい乾いた笑みではなく、心からの温かい満面の笑顔を見てみたい。

それができるのはラントだけなのでしょうね。

それではまた!

コメント

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com
タイトルとURLをコピーしました