フリーレンは幸せへの生きた教科書?「人を動かす」を解説

オススメ本

あなたが私を知ろうとしてくれたことが、

たまらなく、うれしいのです。 

フェルンからフリーレンへの言葉

※葬送のフリーレン1巻より

これはフェルンの誕生日にフリーレンが、何をプレゼントすれば喜んでもらえるのか、精いっぱい考えて、考えて、プレゼントしてくれたフリーレンに贈った言葉です

知ろうとしただけなのに?

フリーレン様は本当に人の感情がわかっていませんね。

フェルンごめん 私はフェルンのことなにもわからない。 

フリーレン様。かわいい!

こんなこと言われたらもう。一生ついていくわね。

フリーレンにしてみれば、フェルンのことを何もわかってないのに、なぜ感謝されるのか解らないのでしょう。

フェルンはフリーレンから贈られた髪飾りを、大切に身に着けていた様子は印象的でしたね。

相手に喜んでもらうための純真な愛情

その気持に打たれない人はいないでしょう。

「葬送のフリーレン」のアニメ、マンガを観た方ならわかってもらえると思いますが、フリーレンのまわりの人に対する気配り、やさしさ、思いやり。それらがどんなに素晴らしい人間関係を築いていけるかを生き生きと描き出しています。

個人的にはこのアニメを見ることは、名著「人を動かす」を読むのと同じ価値があると思っています。

今回は「相手に誠実に向き合う」編について、見ていきましょう。

相手に誠実に向き合う

フリーレン様が私に真剣にむきあってくださったことがうれしいのです。」

人と接することが苦手というより、接し方がわからなかったフリーレン。彼女は第一印象では、多くの場合、無愛想で冷たい印象を与えてしまいます。

しかしフリーレンはまわりの人たちに,心からの愛情をもって接していましたね。純粋な相手への気配り、やさしさ、思いやりで多くの慕ってくれる友人をつくってきました。

フェルン、シュタルク、ヒンメル、アイゼン、ハイター,二次試験で出会ったデンケン、ラヴィーネ、カンネら、他にも多くの村人たち。

フリーレンの生きざまこそが、幸せへのパスポートといえるのではないでしょうか?

他人に示す関心は、人間関係の他の原則と同様に、必ず心の底からのものでなければならない。

「人を動かす」 より引用

友情 愛情 親子愛 人類愛・・・などなど

見返りを求めない愛こそが相手やあなたを幸せにしてくれるものなのです。

本当の友人とは?

ゼーリエとその弟子たち、フリーレンとフェルンの関係を比べてみてみましょう。

ゼーリエは弟子となる相手に必要な魔法を渡します。引き換えに弟子とします。いわゆる商品取り引きに近い関係と言えます。

対してフリーレンはフェルンに心からの精いっぱいの愛情を注いできました。

同じ師弟関係といっても

心からの信頼関係のフリーレンとフェルン

商取引のような関係のゼーリエと弟子たち

どちらが固く信頼にあふれた関係でしょうか?

そしてどちらが生涯の財産となる友人関係でしょうか?

あなたが困った時に、損得抜きで助けてくれる友人。それこそがお金に変えられないすばらしい財産になると思います。

まとめ

自分のまわりの人を大切にする。

これこそが「人を動かす」の書で、述べられているすべてだと思います。

「人を動かす」は1936年に発売され累計1300万部の売り上げ、今もなお読まれ続けています。

相手へのやさしさ、気配り、思いやり、まさにフリーレンが身をもって「人を動かす」のテーマを実行しているわけですね。

いつの時代にも変わらない人間愛の本質。それこそが人間関係をスムーズにするものだと思います。

それではまた!

All You Need Is Love

※ビートルズ曲

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