好きな人とタイムトラベルを、してみませんか?
とにかくアニメ絵がめちゃめちゃキレイで好みでした。ストーリーはほぼヒロインと主人公を軸に展開するので、あまりストレスを感じることなく楽しめますよ。
内容は、主人公が偶然見つけたあるトンネルは奥に入れば入る程、時間をさかのぼってしまうものです。そう トンネル版の浦島太郎といったものです。自分が後悔した過去を取り戻そうとするストーリーで、時間旅行の仮想体験ができます。
アニメ絵がすごく好みだわ
二人の世界にひたれるわね
主人公とヒロイン以外の登場人物たちは積極的にストーリーに関わることはありません。風景のような存在、今風に言えばゲームにおけるNPCのような描かれ方をしています。しかしそれがかえって二人の結びつきに焦点をあてることに成功してると思います。
他の登場人物たちとの喜怒哀楽の関わりが少ない、すなわちストレスフリーなアニメ作品といえます。
今はストレスフリーの時代?
セールスにおけるストレスフリーの要素というのは、現代社会においては大きな要素になってきています。
たとえば昔の高度成長期の代表的な大ヒット作は、ドラマ「おしん」ですね。主人公があらゆる苦難を乗り越えて成長する。
アニメでは「巨人の星」ですね。星飛雄馬が大リーグ養成ギプスをつけさせられ、父 星一徹のスパルタ教育で血の滲むような努力をして成長していく。他にはアタックナンバー1など、
こういう作品が大ヒットしたのは、背景が高度成長時代で「努力すれば必ず報われる日本社会」でした。
ガンバって働けばどんどん賃金が上がり、ボーナスも大盤振る舞い!貯金するだけで約1割の利子がもらえる。年金もタップリもらえる。
しかし現代社会はどうでしょうか?
ブラック企業。働いても働いても上がらない賃金。貯金しても意味不明のマイナス金利。もらえるのは払った金額よりも少ない年金。
さしづめ今は「いくら努力しても報われない日本社会」ですね。
根性という言葉ははもう古いのかな?
時代の流れでしょうね。
今の若い人が昔のスポコン物を見ても共感できないばかりか、ストレスがたまるだけなのかもしれませんね。
わずらわしい人間関係もストレスのもとですよね。この「夏へのトンネル」は二人きりの世界を中心にストーリーが進んでいきます。
時代の流れ、需要に応じた作品を作っていくのは、セールスの基本的なことですね。
まとめ
この「夏への扉、さよならの出口」も主人公とヒロインのラブストーリーというよりもそれより深い魂の結びつきがテーマになっています。
個人的な感想としては、ベタベタした恋愛シーンが、少ないという要素もストレスフリーな感じがしますね。
※たまにはキレイなモノだけを、見ることができる映画もいいかもしれませんよ。
それではまた!
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