地方競馬1レースだけの売上が
なんと!
みなさんは高知競馬の一発逆転ファイナルレースをご存知でしょうか?
予想の難しい難攻不落のレースで、高配当がみこめるとして、ファンに定着して大人気のレースです。
配当が高いからワクワクするね!
負けてたのにプラスになったよ!
特に馬連と馬単の配当は他のレースの約2倍ということです。配当が高いということは当てるのが難しいことですね。競馬好きの友人によると、このファイナルレースは全国レベルで有名とのことです。
これほどまでにファンの心をかきたてるレースとはどんなものなのでしょうか?
とんでもない利益率!
1着賞金50万円のレースで売上はなんと2億5千万円です。
JRAに比べれば競走馬の購入費などの、経費は低いでしょうから利益率としては破格なものになると思います。これだけの成功を導き出した理由は何でしょうか?
もともと一発逆転ファイルレースは、負け続けている馬同士を集めて、なんとか勝ってもらって調子を取り戻して欲しいということで始まったそうです。
そういえば、ハルウララという馬が連敗つづきでもガンバってる姿に、励まされるということで、話題になったことがありましたね。
こういった趣旨のレースは当時はなかったということです。企画をすぐに実行する高知競馬の関係者さんの行動力はすばらしいですね。
競馬記者の方がなるべく実力の接近したメンバーを投票で選びます。投票した記者さんですら予想の難しいレースです。
それがファンのニーズにピッタリあったということですね。
- 平均配当が高いので一発逆転が見込める
- 難しいレースなので当てれば自慢できる
- 実力が接近してるので不確定要素(レース展開、馬の体調など)で決まりやすい。
レースを商品として見るのならば、いかに消費者(競馬ファン)のニーズに応えるかが売上アップの基本ですね。
最終レースの配当が低かったら、逆転できないからね。
予想が難しいのがいいね。
どんな商品(レース)でも希少性と、独自性があれば注目を集めます。そのあたりが大成功の理由ではないでしょうか?
今すぐラクに望みがかなう!
セールスの公式で「今すぐラクに望みがかなう」というものがあります。どんな商品でもこの公式に当てはまらないものは売るのが難しいわけです。
たとえばインスタント食品は「今すぐラクに食事ができる」ですね。カップヌードルはなんと世界5億食も売れています。
その点でギャンブルはまさに「今すぐラクに大金を得る可能性がある」という理想のビジネスモデルですね。
まとめ
どんなにすばらしい企画があってもそれを実行する行動力がないとダメだということですね。
従来の枠組みにとらわれずに、新しいカタチのレース(商品)を販売する高知競馬さんの行動力が大成功を導き出したということでしょう。
それではまた!
※3月24日に亡くなられた塚本雄大騎手のご冥福をお祈りいたします。
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