マクドナルドさんの絶好調!月見バーガーの戦略のヒミツとは?

記事

なぜ毎年食べたくなる月見バーガー?

月見バーガーキャンペーンの秘密とは?

毎年、秋には月見バーガーを食べたくなっちゃうわね。

もう毎年の習慣になってるわね

すっかりおなじみ毎年秋には、マクドナルドさんの月見バーガーキャンペーンがありますね。もう30年続いています。これだけ続くとバレンタインデーやクリスマスと同じほど定着しているといっていいでしょう。

今年も月見バーガーの売り上げは絶好調のようですね。今やマクドナルドさんのドル箱商品といってもいいくらいです!

今回はそのキャンペーンの成功のヒミツを、探っていきたいと思います!

月見バーガー売り上げ絶好調、財経新聞

現状維持バイアスとは?

みなさんはものを買うとき、いつも同じものを買う習慣はないでしょうか?

たとえば土曜の朝は朝マックのホットケーキをたべるとか、夜はスターバックスで一息とかですね。

休みの日の朝はよく朝マックに行ってるわね。

気分転換したい時は、スターバックスにいくね。

バレンタインデーもそうですね。2月だからチョコを買わなきゃ、といった感じです。

なぜ習慣的に同じものを買ってしまうのでしょうか?

それは行動経済学の用語で現状維持バイアスというものがあります。

人は損をすることには、ものすごく敏感で、できるだけ避けようとします。たとえ新しい物を得ることが、損失分を補って利益がでるとしても現状維持を選ぶことが少なくありません。

新しい商品が出たとしても、期待ハズレで損をするかもしれない。なら、今まで買ってきた商品でいいや! ということで、新商品を売ることはかなり難しいことになります。

習慣化の魔力とは?

その現状維持バイアスを打破して新商品を売るにはどうすればいいでしょうか?

その方法の一つが、毎年のキャンペーンということです。

毎年やってるということは、それなりに売れているということですから、試しに買ってみようかな?という感じで始まり、

毎年キャンペーンをやってるからということで、買うことがだんだんと習慣化していきます。

「習慣化」というのが大きなポイントです

買う際の障害となっていた「現状維持バイアス」がなんと!逆に売り上げを継続させる手助けをしてくれます。

バレンタインデーだからチョコを買わなきゃという心理も無意識に現状維持バイアスが働いているわけなんですね。

行動経済学はセールスに興味の無い人にとっても、雑学としてもおもしろい読み物だと思いますよ。

まとめ

バレンタインデーやクリスマスからヒントを得たキャンペーンだとは思いますが、マクドナルドさんは本当に商品の売り方がすばらしくて、本当に勉強になります。

「朝マック」「ハッピーセット」などのネーミングなども購買心をくすぐられますしね。

それではまた!

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