お笑いコント?いえ 関西電気保安協会のCMです!
面白いCMを見ました。見ただけではお笑い番組かな?と思いましたが、まったくイメージとは正反対の「関西電気保安協会」というお堅いイメージの会社のCMでした。
ある日突然関西人になってしまった男。
電気の保安とは何の関係もないけど面白いわね!
お笑いコントかと思ったらお堅い名前の会社のCMだもの。
ビックリ!
意外性が大きければ大きいほど見る人の記憶に残ります。
広告に限らず見る人におぼえてもらう、てっとり早い方法は意外性を押し出すことです。
お笑いコントだから吉本興業さんのCMかな?と思いながら見ていると、関西電気保安協会という堅いイメージの会社のCM。
そこで見ている人はある種の混乱状態になります。そしてその状態を脱するために必死に脳はつじつま合わせをします。
そうか!関西つながりだね。
ということで脳は納得します。そして脳が働いた分、強いイメージとして、記憶してもらえるというわけです。
もしこのCMが吉本興業さんのCMだったらどうでしょうか?
おもしろいけど特に印象に残らず、いつのまにか忘れてしまうのではないでしょうか?
面白くて内容のあるCMをつくったとしても演出しだいで、見る人の記憶に残っていいイメージをもってもらえるかどうか、大きく結果が違ってくるわけなんですね。
笑いも感情を刺激します
もうひとつ(ある日突然関西人になってしまった男)すぐれた理由は、
笑いです。
このCMを見た人は、ほぼ例外なく笑ってしまうでしょう。感情を刺激するのもイメージCMに多いです。 特に笑いが多いですね。
ペットや仲の良い家族のCMが人気なのはほほえましいフンイキと笑顔ですね。商品とほほえましく楽しいイメージを結び付けて覚えてもらおうとするわけです。
イメージCMは大多数の人に、いい印象をもってもらうことが大事なので、笑顔は特に効果的です。
このシリーズは間もなく終わってしまうそうですが、金の卵をほっとくみたいでもったいないですよね。
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